魴
魴
名詞
標準
文例 · 用例
鱚、魴身魚、目張魚、藻魚、合せて七百|籠。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
鱚、魴※、鯒、あいなめ、目ばる、藻魚の類合せて七百籠。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
魴※の鰭は虹を刻み、飯鮹の紫は五つばかり、断れた雲のようにふらふらする……こち、めばる、青、鼠、樺色のその小魚の色に照映えて、黄なる蕈は美しかった。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
甘鯛、いとより鯛、魴※の濡れて艶々したのに、青い魚が入交って、鱚も飴色が黄に目立つ。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
が、家内の財布じりに當つて見て、安直な鯛があれば、……魴※でもいゝ、……希くは菽乳羮にしたい。
— 泉鏡太郎 『湯どうふ』 青空文庫
その頃鯰の他に魴」は武者小路さんたちが中心でやった「大調和展」に出した。
— 高村光太郎 『回想録』 青空文庫
魴※や鯉は彫刻になるが、鯛はならない。
— 高村光太郎 『回想録』 青空文庫
「魴※」など相当に彫ってあるので、時々見たいと思うけれども行方不明である。
— 高村光太郎 『回想録』 青空文庫