無冠
むかん
名詞-の形容詞名詞
標準
uncrowned
文例 · 用例
無冠の太夫……私共のような学問の無いものにゃ勤まりまっせん。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
浅虫にいでゆあるよしなれど、みちなかなればいらずありき、途中帽子を失いたれど購うべき余裕なければ、洋服には「うつり」あしけれど手拭にて頬冠りしけるに、犬の吠ゆること甚しければ自ら無冠の太夫と洒落ぬ。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
三十餘年間支那に居つたスミスといふ米國の宣教師は、曾て支那の教師は無冠の帝王であると評したことがある。
— 桑原隲蔵 『支那人の文弱と保守』 青空文庫
だが、その「無冠の帝王」説を回顧するときは、記者自身大なる誇を感ぜざるを得ない。
— 桐生悠々 『科学的新聞記者』 青空文庫
無位無冠でも一人前の独立した人間だ。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
彼は今年幾歳になるか知らぬが、十六の時から詩を作り、二十の頃初めて「無冠の帝王」といふ戯曲を書いた。
— 岸田國士 『サン・ジョルジュ・ド・ブウエリエについて』 青空文庫
「無冠の帝王」は千九百六年に上演されてゐる。
— 岸田國士 『サン・ジョルジュ・ド・ブウエリエについて』 青空文庫
彼れは実に無冠の王なりき。
— 山路愛山 『明治文学史』 青空文庫
作例 · 標準
世界的な実力を持ちながら、彼は最後まで主要なタイトルを手にすることなく無冠のまま引退した。
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多くのファンに愛されたその名馬は、惜しくもG1レースでは勝てず無冠で終わった。
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文壇でその名を知らない者はいないが、彼はあえて文学賞を辞退し続けてきた無冠の作家だ。
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標準
having no championship wins
作例 · 標準
リーグ戦で毎年のように上位に食い込みながら、昨シーズンも結局無冠で幕を閉じた。
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強豪チームとして知られているが、ここ数年は主要な大会で優勝できず無冠が続いている。
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今季こそは無冠の汚名を返上すべく、チーム一丸となってトーナメントに挑んでいる。
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