県長
けんちょう
名詞
標準
文例 · 用例
五月十日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 千葉県長者町江場土中條内より(封緘はがき)〕 五月十日。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
五月十日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 千葉県長者町より(封緘はがき)〕 五月十日 ここでも警報はあります。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
五月十日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 千葉県長者町より(封書)〕 五月十日(ムッちゃんという子が来ていてやかましいの) 三日づけのお手紙、丁度きのう出がけに頂いて、袋に入れ、こちらへくる汽車の中でたのしいおやつとなりました。
— 一九四五年(昭和二十年) 『獄中への手紙』 青空文庫
私は同夜、桂班長と一緒に県長との招宴に出席しなければならないことになつてをり、小川部隊長も、それを知つてゐて護衛をつけるから先に帰れと勧めてくれたのだが、最後まで部隊の行動を見たいと思ひ、そこに踏み止まつた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
この会場では、一段高く設けられた「審判場」に立つて、県長以下が祝賀演説を行つた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
最後に日本語で「万歳」を三唱する予定になつてゐたのを、故意か偶然か司会者がそれを忘れたとあつて、桂班長は県長に激しく督促してゐるのを私はみた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
道理で県長専属の通訳の如きは、「えらいすみまへんな。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
青年二人 県長の×氏に頼んで楊州の代表的な青年二人を紹介してもらひ、通訳入りでもどかしい会話を交えた。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫