平屋建て
ひらやだて
名詞名詞-の形容詞
標準
single-storied house
文例 · 用例
その向うに樅の木立ちにかこまれた陰気な平屋建てがある。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
北から南に、長い木造の平屋建てだった。
— 佐左木俊郎 『錯覚の拷問室』 青空文庫
だがいずれも平屋建てで、障子が白々と陽に光っている。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
要介達の泊まっている家は、宗家嘉門の門の中の平屋建ての一軒であった。
— 国枝史郎 『剣侠』 青空文庫
それが平屋建ての、六間ばかりしかない粗末な借家なのであったが、野村は仏壇のある六畳の茶の間へ引っ張って行って先妻と二人の子供の写真が飾ってある光景までも見せたりした。
— 上巻 『細雪』 青空文庫
ちょうどその時分、甲子園の家が漸く明け渡されたので、一日御牧も西下して蘆屋を訪い、幸子と雪子とを誘ってその家を検分に行ったが、それは阪神電車の北側数丁の所にある、わりに新しい平屋建てで、夫婦が女中一人を置いて暮すには手頃の広さであり、殊に百坪に余る庭の附いているのが何よりであった。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
それで学院の隣に別な小さな門があって、そこに平屋建ての、西班牙風な瀟洒な住宅があったが、学院の校舎とは庭つづきで行け行けになっていた。
— 中巻 『細雪』 青空文庫
学院の門は殆ど埋没して纔かに門柱の頭が少しばかり地面に露出しているに過ぎず、平屋建ての校舎も、スレート葺きの屋根だけを残して埋まっていた。
— 中巻 『細雪』 青空文庫
作例 · 標準
敷地にゆとりがあるため、あえて二階を作らず贅沢な平屋建ての別荘を設計した。
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隣に高い建物がない平屋建ての家は、日当たりが良くてとても開放的だ。
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「平屋建てなら、家族の気配をどこにいても感じられるのがいいよね」と妻が言った。
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