こよなく
こよなく
副詞頻度ランク #20662 · 青空 48 例
標準
exceedingly
文例 · 用例
彼女は、家兎の目を宿して、この光る世界を見ることができ、それ自身の兎の目をこよなく大事にしたい心から、かねて聞き及ぶ猟夫という兎の敵を、憎しみ恐れ、ついには之をあらわに回避するほどになったのである。
— 太宰治 『女人訓戒』 青空文庫
吾人は実に斯く考へ来つて、かの一友が逢会したりし偶然事、其永久に彼をして感謝せしむる清き記憶の中に、この注目すべき不可不の因を見、更にこの因のもたらす尊とき不許不の果の、我等に教ふる事こよなくも深きを感ぜずんばあらず。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
我が四畳半を蓋へる紙天井も亦こよなく趣味深き珍らしきものなり。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
薔薇も咲き、紫陽花も咲き、※々たる川の音絶えざれば、風さへいと涼けきに、人々も我も居心地こよなく好しと喜び合ひはすれど、しかも我が胸の何処かに猶かくれたる一の心ありて、念々として、かのむさくるしかりし四畳半を追慕しやまず。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
こよなくも冬はなごむを。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
閑かなる春や、この朝、我がこころこよなく遊ぶ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
修道院の※あけはなち晩餐なり甜瓜がまろし月の光に修道院こよなく明し燈のつきてこの焼豚の塊の美しさわれ立ちて今は踊らむ月あかり深めば鐘もゆり傾ぐなり月がいい。
— 北原白秋 『海阪』 青空文庫
余は不知庵がこの書を我文界に紹介したる勇氣をこよなく喜ぶものなり。
— 北村透谷 『罪と罰(内田不知庵譯)』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自然をこよなく愛する人だ。
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こよなく美しい夕焼けに、皆が息をのんだ。
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彼女はこよなく日本文化に魅了されている。
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