砲術家
ほうじゅつか
名詞
標準
gunner
文例 · 用例
よくはおぼえていないが、江戸時代の砲術家で、伊豆の韮山に反射炉というものをきずいて、そこで、そのころとしてはめずらしい大砲を鋳造したという人である。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
この少年太郎左衛門は、あの江戸時代の砲術家の太郎左衛門と同じ名なのである。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
にもかかわらず、久助君には、砲術家太郎左衛門と、この少年太郎左衛門が同一人物のように思えたのである。
— 新美南吉 『嘘』 青空文庫
それ打つのだという人々の一瞬のたじろぎのうちに最初の一発が老砲術家によってはなたれました。
— 岡本かの子 『母と娘』 青空文庫
中にも砲術家は大筒をも貯へ火薬をも製する習ではあるが、此家では夫が格別に盛になつてゐる。
— 森鴎外 『大塩平八郎』 青空文庫
その時の一体の砲術家の有様を申せば、写本の蔵書が秘伝で、その本を貸すには相当の謝物を取て貸す。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
それで私は砲術家の一切の元締になって、何もかも私が一切|取扱て居る。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
颯々と図を引いたり、説明を書いたり、諸藩の人が来れば何に付けても独り罷り出て、丸で十年も砲術を学んで立派に砲術家と見られる位に挨拶をしたり世話をしたりすると云う調子である。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
作例 · 標準
その大砲の命中精度の高さは、熟練の砲術家による計算の賜物だった。
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彼は帝国軍きっての天才砲術家として、その名を轟かせている。
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退役した老砲術家は、若き兵士たちに弾道計算の基礎を熱心に教えていた。
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