家族手当
かぞくてあて
名詞
標準
family allowance
文例 · 用例
千八百円ベースに、家族手当や残業手当その他の給与を加えて、今日どうやら実収二千円以上に近い程度の大多数の勤労者は、二千四百円ベースになると、却って実収は現在より減少する。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
読売新聞の時評(美濃口時次郎)はいち早くこの卓見に同調して、労働者に家族手当を出すので子供を生む。
— 宮本百合子 『鬼畜の言葉』 青空文庫
家族手当をやめよ、賃銀を労働者一人の能率払いにせよ、と書いている。
— 宮本百合子 『鬼畜の言葉』 青空文庫
これが資本家側に武器として利用されなければいゝがとは思いますが、たしかに、家族手当とか、税金負担とかの要求は、労働運動の目標としては変なもので、これは、最も進歩的であるべきはずの頭脳から迷い出た封建思想の幽霊です。
— 岸田國士 『S夫人への手紙』 青空文庫
ところで私が何故この家族手当を支給することにしたかというに、これはずいぶん古くから考えていたことなのです。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
妻になったということで法律上の人格がうばわれたほかに、伸子のうけた社会的存在のしるしは、佃の月給に二十五円ずつ加えられていた家族手当と、年に四俵か五俵、独身者よりもよけいに学校からわけられる炭俵だけだった、と。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
作例 · 標準
「来月から家族手当がつくから、少しは家計が楽になるかな。」
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扶養家族の数に応じて、会社から一律の家族手当が支給される仕組みだ。
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転職先を選ぶ際、基本給の高さだけでなく家族手当の有無も重要な判断材料になった。
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末の子が大学を卒業して成人したため、今月で長年受け取っていた家族手当が終了した。
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