礼す
らいす
動詞-五段-サ行
標準
to worship
文例 · 用例
医者と坊主だって、路で逢えば互いに敬礼するではないか。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
帰朝以来の第一登山に、いずれの山谷を差しおいても、富士山へ順礼する心持になれたのも、「私たちの山」への親しみの伝統があったからである。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
一、私が棄てられた情人の頭文字Eを以て、新婚の夜は、妾の横顔英仏海峡に描いて敬礼すること。
— Love on Drought 『恋の一杯売』 青空文庫
米良は陳子文の死によって北京の秘密結社において自分と彼とシイ・ファン・ユウとの恋愛の共同事業も、陳子文が過去の東洋の虚無主義の祭壇に生還したのを感じて、陳子文の古い伝統の礼譲に敬礼するのであった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
けれども連中、だれも黙礼すら返さない、これが常例である。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
そして杯にちょっと黙礼するような様子をして手を引きこめた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」と敷居|越に一礼する二十四五の好男子、伯爵|太く渠を愛して才子々々と召たまう。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
あたし人に顔を見られると、すぐ照れちゃうの」「それでよく女優になれたね」「舞台じゃ平気なんだけど……」 そしてまた笑いだすと、「あたし、失礼するわ」 と、起ち上った。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
作例 · 標準
神に礼し、家族の健康を願った。
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仏壇に向かい、静かに手を合わせて礼した。
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先祖の墓前で、深く頭を下げて礼した。
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