トルストイアン
トルストイアン
名詞名詞-の形容詞
標準
Tolstoyan
文例 · 用例
非常なるトルストイアンで特待生である吉田は芝居のプログラムばかりが散乱して英語の本など読みもしないやうな私の机のまはりを苦々しく見廻して、お前は好くそんな態度で生きて居られるな!
— 牧野信一 『文学的自叙伝』 青空文庫
トルストイアンと称する連中(ゴーリキイの観察によれば、その大部分が鼻もちならぬ連中であった)にとりかこまれ、無抵抗主義の信条で、全財産を放棄したがっているトルストイの希望に、怯え、憎悪し、それとの闘争に立ち向った第一の人は夫人ソフィヤと五男のアンドレイであった。
— 宮本百合子 『ジャンの物語』 青空文庫
トルストイ夫人が所謂トルストイアンのいかがわしい連中にとり囲まれている夫に向って「私はこういうトルストイアンがたまりません。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイによって描かれた婦人』 青空文庫
こういうトルストイアンを私は心からいとわしく思っています。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイによって描かれた婦人』 青空文庫
」と、現にそのトルストイアン連中が聞いている前ではっきりと云うトルストイ夫人を、ゴーリキイは夫のトルストイが理解し得なかった現実性で理解し、夫人の意見を正当と認めているのである。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイによって描かれた婦人』 青空文庫
当時夥しく現れたトルストイアン達の嘘偽の多い生活態度は、慈悲とか愛とかいう問題についても、突きつめた、勤労者らしい鋭い疑問をゴーリキイの心に捲き起した。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
当時は又夥しくトルストイアンが現れ「眼には憎悪と軽侮とを現わしながら『真理――それは愛です』と叫び」ながら客観的にはポヴェドノスツェフの反動政策の支柱を与えつつ、消極的な八十年代の人々の間を横行した時代であった。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
隣りの部室には、昼間の労働に疲れた、若いトルストイアンの小林が、深い寝息を立てていた。
— 豊島与志雄 『傷痕の背景』 青空文庫
作例 · 標準
彼は徹底した非暴力主義を貫くトルストイアンとして、地域活動に励んでいる。
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トルストイアンの思想に共鳴し、彼は都会を離れて自給自足の生活を始めた。
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その若き哲学者は、現代社会におけるトルストイアン的生き方の意義を問い続けている。
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