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巨万

きょまん
名詞-の形容詞名詞
1
標準
huge (fortune)
文例 · 用例
巨万の財産を死蔵して、珍書画の蒐集に没頭していた故伯爵が四五年前に肺病で死ぬと間もなく未亡人は、旧邸宅の大部分を取毀して貸家を建てて、元銀行員の差配を置いた。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
されば巨万の財産を挙げて娘の所有となし、姉の下枝に我を娶わせ後日家を譲るよう、叔母はくれぐれ遺言せしが、我等の年紀の少かりければ、得三は旧のまま一家を支配して、己が随意にぞ振舞いける。
泉鏡花 活人形 青空文庫
------------------------------------------------------- 私が巨万の富を蓄えたとか、立派な家を建てたとか、土地家屋を売買して金を儲けて居るとか、種々な噂が世間にあるようだが、皆|嘘だ。
夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 文士の生活 青空文庫
巨万の富を蓄えたなら、第一こんな穢い家に入って居はしない。
夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 文士の生活 青空文庫
私にどうして巨万の富の出来よう筈があるか――と云うと、ではあなたの収入は?
夏目漱石氏−収入−衣食住−娯楽−趣味−愛憎−日常生活−執筆の前後 文士の生活 青空文庫
その中には年々巨万の地代を挙げながら、代々の慣習によって中学卒業程度で家督を護らせられている壮年者もある。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
山城屋宗右衛門のその一瞥で、屋敷の隅々までも見透すほどの鋭い眼光は、彼が江戸諸大名の御用商人として、一代に巨万の富をかち得た偉れた彼の商魂によつて磨き出されたものである。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
宗右衛門の幸福は、巨万の富を一代にかち得たばかりで満足出来なくて、あの春秋を一時にあつめた美貌を二人まで持つたと人々は羨んだ。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
作例 · 標準
彼は一代で巨万の富を築き上げた。
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宝くじで巨万の金額が当たったと聞いて、思わず声が出た。
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計画が成功すれば、巨万の利益が見込めるだろう。
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