トントン拍子
とんとんびょうし
形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
easy
文例 · 用例
しかし、人間はあまりトントン拍子にいくと、とかくに魔がさすもので、李香はこの杭州にいるあいだに不思議な死に方をしてしまった。
— 岡本綺堂 『女侠伝』 青空文庫
続いて金港堂から美妙斎を主筆とした『都之花』とが発行されて、純文芸雑誌としてのエポックを作ったので、美妙斎の名は忽ち喧伝されて、トントン拍子に一方の旗頭と成済ましてしまった。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
如何に天才でも非凡人でもこう易々とトントン拍子に成上ると勢い矜驕となり有頂天となるは人間の免かるべからざる弱点である。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
向象賢死後の沖縄はトントン拍子で向象賢が指定した方向へ進んだのでございます。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
卒業後もトントン拍子に何かと都合よく行ったらしく、今日は美術学校の木彫部の助教授となっています。
— その後の弟子の事 『幕末維新懐古談』 青空文庫
伊豆に金山の有る事を申上げてから、トントン拍子。
— 江見水蔭 『怪異黒姫おろし』 青空文庫
四「どうも万事がトントン拍子、この風に白帆を張って川上に遡るのは、なんとも云えませんな。
— 江見水蔭 『悪因縁の怨』 青空文庫
ここまではトントン拍子に事が運んだが、これから先が大変な事になった。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
作例 · 標準
新しい事業はトントン拍子で成功した。
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彼の出世はトントン拍子で、周りを驚かせた。
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物事がトントン拍子に進むと、気持ちがいい。
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