水鉄砲
みずでっぽう
名詞
標準
water pistol
文例 · 用例
夏は水鉄砲と水出し、取分けて蛙の水出しなどは甚く行われたものでした。
— 岡本綺堂 『我楽多玩具』 青空文庫
今日ではめったに見られないが、その頃には子供が夏場の玩具として、水鉄砲や水出しが最も喜ばれたものであった。
— 少年少女の死 『半七捕物帳』 青空文庫
其傍には、四歳ばかりの男の児が、跣足になつて、水鉄砲をバケツの中に入れて、頻りに面白さうに悪戯をしてゐた。
— 田山録弥 『百日紅』 青空文庫
水鉄砲の水は時々高く揚つた。
— 田山録弥 『百日紅』 青空文庫
』 若い上さんはかう言つて水鉄砲の水口を畑の方へ向けてやつた。
— 田山録弥 『百日紅』 青空文庫
水軍の策戦は『三国志』の赤壁をソックリそのままに踏襲したので、里見の天海たる丶大や防禦使の大角まで引っ張り出して幕下でも勤まる端役を振り当てた下ごしらえは大掛りだが、肝腎の合戦は音音が仁田山晋六の船を燔いたのが一番壮烈で、数千の兵船を焼いたというが児供の水鉄砲くらいの感じしか与えない。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
ここの寮のお湯殿は、とても広くてせいせいしておりますからね、仲よくふたりで水鉄砲でもして遊ぶとようござんすよ」 もじもじしていたが、人目のない寮の湯殿ということが、新嫁の心をそそのかしたとみえるのです。
— 朱彫りの花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
うちの爺いなんて酒を呑んでは、人を嗤はせるやうな声を立てるばかりで、水鉄砲一つ拵えて呉れと頼んでも、飛んでもないこつた、素人に鋸が使えるものか!
— 牧野信一 『淡雪』 青空文庫
作例 · 標準
公園の噴水広場で、子供たちが水鉄砲を撃ち合って遊んでいる。
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夏祭りの景品でもらった安っぽい水鉄砲が、意外と遠くまで飛んだ。
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「うわっ、冷たい! 誰だ、僕の背中に水鉄砲を撃ったのは」
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