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バラ銭

バラせん異読 ばらせん
名詞多音語
1
標準
coins
文例 · 用例
将来、死生を共にしようと言う処まで高潮したので、とにかく今夜は俺の家に来いと言う事になって、グデングデンになっている奴を引っぱって帰ると、出迎えた細君に残りのバラ銭を一掴み投げ与えた。
夢野久作 呑仙士 青空文庫
たけをのうちでも、トラはそれでどうやらバラ銭を握るのであった。
宮本百合子 だるまや百貨店 青空文庫
やがて、賽銭箱の蓋を取ってかき交ぜ、燭台を斜めにしてのぞいて見ると、これはありきたりのバラ銭とちがい、パッと眼を射る光は、たしかに一分判、南鐐、丁銀、豆板のたぐい。
他生の巻 大菩薩峠 青空文庫
佐田 歩きますから……(庭へ降りる)三好 だけど、その様子では……(たもとを捜して五つ六つのバラ銭を出す)じゃ、これ持って行きたまい。
三好十郎 好日 青空文庫
香代 ……あの、これ――(と帯の間から紙幣束を出して、磯の膝の前のバラ銭の中に置く)磯 なにさ?
三好十郎 地熱 青空文庫
バラ銭を土間に投げる)金助 しかし、辰兄い、そいぢや俺が困る、島田のおふくろにも、皆にも済まねえ。
三好十郎 地熱 青空文庫
平次は箱の中に手を入れると、バラ銭をかき集めました。
謎の鍵穴 銭形平次捕物控 青空文庫
「あッ」 そのバラ銭の一枚は糊で付けたもので、剥がすとその下にも、鍵穴が一つ出て来たのです。
謎の鍵穴 銭形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
財布の中にはバラ銭しかなく、仕方なく自動販売機で飲み物を買った。
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レジでバラ銭を数えながら出すのに時間がかかり、後ろの客を待たせてしまった。
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子供の頃、貯金箱に貯めたバラ銭を数えるのが楽しみだった。
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