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名詞
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標準
文例 · 用例
失敗者を觀、成功者を觀、幸福者を觀、不幸者を見、而して或者が如何なる線を手にして好運を牽き出し、或者が如何なる線を手にして否運を牽き出したかを觀る時は、吾人は明かに一大教訓を得る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
壯より老、老より死に至るまで、苟も一の氣息の存する間は、勿論張る氣が存するのであるが、漸くにして張る氣は少く、漸くにして他の氣は多くなるのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
墓にまいる人に樒や香を売り、また足を休めさせて茶をも飲ませる家で、三十ばかりの怜悧そうなお上さんがいた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
そこへ勝四郎は出向いて来て、勝三郎の木位を拝し、香を手向けた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
七年忌には金百円、幕|一帳男女名取中、葡萄鼠縮緬幕女名取中、大額|並黒絽夢想袷羽織勝久門弟中、十三年忌が三世の七年忌を繰り上げて併せ修せられたときには、木魚一対墓前|花立並香立男女名取中、十七年忌には蓮華形皿十三枚男女名取中の寄附があった。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
どうぞ香と華とを上げておくれ。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
しかしそれは花火|香が熾んに燃えるようなものである。
森鴎外 青年 青空文庫
ここに於てか電火ひらめき、万雷はためき、人類に対する痛罵、宛も薬の爆発する如く、所謂「不感無覚」の墻壁を破り了ぬ。
上田敏 海潮音 青空文庫