ご足労
ごそくろう
名詞
標準
inviting another to one's home, office, etc.
文例 · 用例
その夜七時ごろ町なる某という旅人宿の若者三角餅の茶店に来たり、今日これこれの客人見えて幸衛門さんに今からすぐご足労を願いますとのことなり。
— 国木田独歩 『置土産』 青空文庫
ご足労ながら、いま一度ご検分願わしく、ご来駕待ちわびおり候」 読み下しながら、静かな笑みをみせると、ふりかえって、伝六を促しました。
— 血の降るへや 『右門捕物帖』 青空文庫
「ご足労願おうか、われらはこの川筋附近に於てお待ち申すとしよう」五 くるりと踵をかえし、玉目三郎は川下に向って歩きだした。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
「そう――」と邦夷は気づいたように云った、「ご足労じゃが、この足で直ぐに、江戸へのぼって貰えまいか」 阿賀妻は顔をあげて邦夷を見つめた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
ご足労でも、こちらまでおいでねがいたいので……ええ、笠原さんの奥さんのことで。
— 久生十蘭 『雪間』 青空文庫
「課長が、おねがいしたいことがあるそうですから、ご足労でも、隊まで。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
藤波は立ちどまって、くるりと向きなおると、切長な三白眼でチラチラと顎十郎の顔を眺めながら、「ほかでもないのだが、すこし御忠言したいことがあって、それで、ご足労を願ったのだが……」 顎十郎は、掌で顎の先を撫でながら、ぼんやりした声で、「ほほう、それは、それは」 と、一向に張合がない。
— ねずみ 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
……まあ、なんでもいいから、藤波のところへ行って、ご足労だが、仙波阿古十郎が松平越前の厩わきで待っているからすぐ出むいてくれ、と言ってくれ」「へい、よろしゅうございます。
— 紙凧 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
遠いところまでご足労いただき、誠にありがとうございます。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
大変恐縮ですが、明日、弊社までご足労いただけますでしょうか。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この度は、わざわざご足労をおかけして申し訳ありません。
幻辭AI · gemini-2.5-flash