百色眼鏡
ひゃくいろめがね
名詞
標準
kaleidoscope
文例 · 用例
明治と共に生れ、明治と共に老いて来た彼は明治維新の封建制度破壊以後、滔々として転変推移する、百色眼鏡式の時勢を見てじっとしておれなくなった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
ブルブルと震え、クラクラと廻転しつつ、百色眼鏡式に変化し続けている――赤い主義から青い趣味へ――黄色い夢幻界から黒い理想境へ――と寸刻も止まらぬ。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
走馬燈籠か百色眼鏡か。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
彼は不可思議な遠眼鏡の底を覗いて、その中にフェアリイ・ランドのフェアリイが仕事をして居るのをでも見るやうに、この小さな丘に或る超越的な心持を起しながら、ちやうど子供が百色眼鏡を覗き込んだやうに、目じろぎもしない憧れの心持で眺め入つた。
— 或は病める薔薇 『田園の憂欝』 青空文庫
ある時は、余りの怖さに、次々と湧き上る妙計を、押え止めようと努力したのですが、どうして止まるどころか、押えれば押える程、却って百色眼鏡の鮮かさを以て、その悪計の一つ一つの場面までが、幻想されて来るのでした。
— 江戸川乱歩 『パノラマ島綺譚』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、百色眼鏡を覗いて色の変化を楽しむのが好きだった。
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お土産屋さんで、昔ながらの百色眼鏡を見つけて懐かしくなった。
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万華鏡とも呼ばれる百色眼鏡は、美しい幾何学模様を作り出す。
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