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施浴

せよく
名詞
1
標準
bath at a temple for the poor, sick and prisoners
文例 · 用例
十一カラ風呂――光明后施浴の伝説――蒸し風呂の伝統 法華寺の境内に光明皇后施浴の伝説を負うた浴室がある。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
この浴室の※間に光明皇后施浴の図が額にして掲げてある。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
しかし実のところわれわれは光明皇后施浴の伝説を、漠然とこの図のように想像していたのである。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
施浴が蒸し風呂であるとすると、われわれも考えなおさなくてはならない。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
慈悲を理想とした皇后がこのような蒸し風呂の「施浴」を行なわれたということは、きわめてありそうなことである。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
しかし伝説は単にそういう「施浴」を語るだけにとどまってはいないのである。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
『元亨釈書』などの伝える所によると、――東大寺が完成してようやく慢心の生じかけていた光明后は、ある夜|閤裏空中に「施浴」をすすむる声を聞いて、恠喜して温室を建てられた。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
こういう想像を許せば「施浴」の伝説は民衆の側からも起こり得たことになるであろう。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
作例 · 標準
かつてこの寺では、行き倒れた旅人や病人のために施浴の場を提供していた。
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光明皇后が法華寺で千人の民に施浴を行ったという伝説は、今も語り継がれている。
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施浴を通じて身を清めることは、信仰における重要な慈悲行の一つだった。
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ウィキペディア

施浴(せよく)とは、寺院などにおいて、貧しい人々や病人・囚人らを対象として浴室を開放して入浴を施すこと。施湯(せゆ/ほどこしゆ)・湯施行(ゆせぎょう)とも呼ばれる。

出典: 施浴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0