幻辞.com

河豚鍋

ふぐなべ
名詞
1
標準
文例 · 用例
(がたがたと震えて、)いつでもお爺さんに河豚鍋のおつきあいで嘲笑われる腹癒せに、内証で、……おお、寒!
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
「友達が三人で河豚鍋を突つき乍ら、一杯やらかしてゐるまではよかつたが、その晩吉三郎が毒に中つて、七轉八倒の苦しみ、夜明け前に息を引取つたといふことですよ」「あとの二人は何うした」「無事だつたさうで」「誰と誰だ」「そいつは聞かなかつた」「行つてみよう、八。
鉄砲汁 錢形平次捕物控 青空文庫
「友達が三人で河豚鍋を突っつきながら、一杯やらかしているまではよかったが、その晩吉三郎が毒に中って、七転八倒の苦しみ、夜明け前に息を引取ったということですよ」「あとの二人はどうした」「無事だったそうで」「誰と誰だ」「そいつは聞かなかった」「行ってみよう、八。
鉄砲汁 銭形平次捕物控 青空文庫
宵といえば、二人で、仲よくせせり合った河豚鍋の味も思い出される。
吉川英治 松のや露八 青空文庫
「雪だあ、兵隊さん、ここに、河豚鍋があるつもりでよ、よいかね、鰭酒もある、女もある、……と仮に思うんだ」 一人一人を、荷梱の上に、腰かけさせた。
吉川英治 松のや露八 青空文庫