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烈風

れっぷう
名詞
1
標準
gale
文例 · 用例
歸郷昭和四年の冬、妻と離別し二兒を抱へて故郷に歸るわが故郷に歸れる日汽車は烈風の中を突き行けり。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
路上に行人は散らばり去り烈風は砂を卷けどもわが古き感情は叫びて止まず。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
ああ季節に遲く上州の空の烈風に寒きは何ぞや。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
ひそかに家を脱して自轉車に乘り、烈風の砂礫を突いて國定村に至る。
萩原朔太郎 氷島 青空文庫
油地獄にも、ならずものの与兵衛とかいう若い男が、ふとしたはずみで女を、むごたらしく殺してしまって、その場に茫然立ちつくしていると、季節は、ちょうど五月、まちは端午の節句で、その家の軒端の幟が、ばたばたばたばたと、烈風にはためいている音が聞えて淋しいとも侘びしいとも与兵衛が可愛そうでならなかった。
太宰治 音に就いて 青空文庫
そのうちに、あたりは異樣に暗くなり、ごうといふ凄じい音と共に烈風の如きものが押し寄せて來て、浦島はもう少しで龜の脊中からころげ落ちるところであつた。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
高い上空を吹いてゐる烈風が峯に当つて渦流をつくる。
寺田寅彦 雨の上高地 青空文庫
しかし自分の経験によると、暴風の夜にかすかな空明りに照らされた木立を見ていると烈風のかたまりが吹きつける瞬間に樹の葉がことごとく裏返って白っぽく見えるので、その辺が一体に明るくなるような気のすることがある。
寺田寅彦 颱風雑俎 青空文庫
作例 · 標準
台風の接近に伴い、海岸沿いの道路には立っているのも困難なほどの烈風が吹き荒れていた。
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冬の山頂でテントを張ったが、夜通し吹き付ける烈風のせいでポールが曲がりそうだった。
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烈風にあおられて、古い木造の看板が大きな音を立てて地面に落下した。
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ウィキペディア

烈風(れっぷう)は、日本海軍の艦上戦闘機。設計生産は三菱航空機。略符号はA7M。連合国のコードネームは「Sam」。1943年8月以前の試作名は十七試艦上戦闘機。開発主務者は零式艦上戦闘機(以下零戦)や雷電を担当した堀越二郎。

出典: 烈風 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0