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発打

はつだ
名詞
1
標準
文例 · 用例
発打ち上げたのの煙が、おおかた消える時分に、次のを上げるという順序であるが、筒の大小は変っても、上がるものはたいてい同じような平凡なのが多い。
寺田寅彦 雑記(2) 青空文庫
陳独秀は虹のように地面に這入った彼の腕から拳銃をとると、虚空に一発打ち放して花火のように彼方に舞下りる弾丸を見つめながら、――何故死なねばならないのだ!
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
陳独秀は虹のように地面に這入った彼の腕から拳銃をとると、虚空に一発打ち放して花火のように彼方に舞い下りる弾丸を見つめながら、――何故死なねばならないのだ!
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫
余り女が熱心なので、主人も吊り込まれて熱心になって、女が六発打ってしまうと、直ぐ跡の六発の弾丸を込めて渡した。
太宰治 女の決闘 青空文庫
見ているうちに小舟が一|艘、磯を離れたと思うと、舟から一発打ち出す銃音に、游いでいた者が見えなくなった。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
やがて銃をとりあげて、弾丸をこめ、ねらいを定めて一発打ちました。
平林初之輔 悪魔の聖壇 青空文庫
ハッと種ヶ島の火花が散りあわや一発打ち放されようとした時、「えい!
国枝史郎 紅白縮緬組 青空文庫
大砲を二、三発打ちかけて置いて停まれの信号をしたものさ。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫