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山蛭

やまびる異読 ヤマビル
名詞
1
標準
land leech (Haemadipsa zeylanica japonica)
文例 · 用例
なるほどこの森も入口では何の事もなかったのに、中へ来るとこの通り、もっと奥深く進んだら早や残らず立樹の根の方から朽ちて山蛭になっていよう、助かるまい、ここで取殺される因縁らしい、取留めのない考えが浮んだのも人が知死期に近いたからだとふと気が付いた。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
) さればこそ山蛭の大藪へ入ろうという少し前からその音を。
泉鏡花 高野聖 青空文庫
一度は、餘りの苦しさに、三國沿岸で……身を投げて……いや、此だと女性に近い、いきなり飛込んで死なうと思つた、と言ふほどであるから、一夏は一人旅で、山神を驚かし、蛇を蹈んで、今も人の恐るゝ、名代の天生峠を越して、あゝ降つたる雪かな、と山蛭を袖で拂つて、美人の孤家に宿つた事がある。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
「まだ足りないで、燈を――燈を、と細い声して言うと、土からも湧けば、大木の幹にも伝わる、土蜘蛛だ、朽木だ、山蛭だ、俺が実家は祭礼の蒼い万燈、紫色の揃いの提灯、さいかち茨の赤い山車だ。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
なるほど此の森も入口では何の事もなかつたのに、中へ来ると此通り、もつと奥深く進んだら早や不残立樹の根の方から朽ちて山蛭になつて居やう、助かるまい、此処で取殺される因縁らしい、取留めのない考が浮んだのも人が知死期に近いたからだと弗と気が着いた。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
) 然ればこそ山蛭の大藪へ入らうといふ少し前から其の音を。
泉鏡太郎 高野聖 青空文庫
こういう陰った日には山蛭が出ます。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
普通よりはやや大きいかと思われる山蛭が、足袋と脚絆との間を狙って、左の足首にしっかりと吸い付いていました。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
作例 · 標準
山道で山蛭に血を吸われた。
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山蛭対策として、長袖長ズボンを着用した方が良い。
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山蛭の多い地域では、靴に忌避剤をスプレーする。
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