巻き上げ
まきあげ
名詞名詞-接尾辞頻度ランク #25962 · 青空 0 例
標準
lifting
文例 · 用例
錨を巻き上げる時、彼女の梅毒にかかった鼻は、いつでも穴があくではないか。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
おれは道楽はしても、女を死なせたり、女から金を巻き上げたりなんかはしねえよ」 死なせたのではない、巻き上げたのではない、と心の何処かで幽かな、けれども必死の抗議の声が起っても、しかし、また、いや自分が悪いのだとすぐに思いかえしてしまうこの習癖。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
その光は巻き上げた支那簾と共に、柱や簾に絡んでいる凌霄花にやや強く当る。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
静子夫人には、鼻であしらわれ、取巻きの研究生たちにさえ、天才の敵として攻撃せられ、その上、持っていたお金をみんな巻き上げられた。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
私はあの人に説教させ、群集からこっそり賽銭を巻き上げ、また、村の物持ちから供物を取り立て、宿舎の世話から日常衣食の購求まで、煩をいとわず、してあげていたのに、あの人はもとより弟子の馬鹿どもまで、私に一言のお礼も言わない。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
相手はグッドモーニングの銀ちゃん、投げキッスの泰助、原子爆弾の五六ちゃん――この三人は、マージャン倶楽部専門の不良団で、キャッキャッ団と称し、いつも三人一組で市中のマージャン倶楽部でとぐろを巻いており、いいカモが来れば、三人しめし合わせて、賭金を巻き上げるのだった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
各国の国旗で通風管や巻き上げ器械などを包みかくし、手すりにも旗を掛け連ねた。
— 寺田寅彦 『旅日記から(明治四十二年)』 青空文庫
われわれが近づいてゆくと、にわかに一陣の旋風がさっと吹いてきて、紛ぷんたる雪片を空中に巻き上げたが、その一部は落ちて来て、また再び風に乗って、海の方へすみやかに飛んで行ってしまった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
作例 · 標準
クレーンによる重い荷物の巻き上げ作業が始まった。
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彼の巻き上げは、正確で無駄がない。
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この装置は、巻き上げと下降の両方ができる優れものだ。
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