飛び子
とびこ
名詞
標準
flying fish roe
文例 · 用例
「古池や蛙とびこむ水の音」の句境の如く、彼は静の中にある動、寂の中にある生を見つめて、自然と人生における本質的実在を探ろうとした。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
下流であがってはまた野蛮人のようにその白い岩の上を走って来て上流の瀬にとびこみました。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
栗島は、次の瞬間、老人が穴の中へとびこんでいるのを見た。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
それはとびこんだのではなかったかもしれなかった。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
「ああ」 一時間して、おやじが支那人部屋へとびこんできた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
ふいに、当直下士が、靴音荒くとびこんできた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
お母と、だぶ/\の詰襟の支那人が、咎めたてる巡警をつきのけて、いきなり事務室へとびこんで来た。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
柿本は、支那商館の石の窓口から、とびこむとき、向う脛をすりむいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
ちらし寿司の上に散らされた飛び子が、宝石のように輝いている。
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「このプチプチしたのは何?」「それは飛び子っていう魚の卵だよ」
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飛び子の醤油漬けを温かいご飯に乗せて食べるのが、一番の贅沢だ。
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標準
travelling male homosexual prostitute
作例 · 標準
古典文学の注釈で、江戸時代の「飛び子」という存在について知った。
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当時の風俗史において、飛び子は特定の宿場町を渡り歩いていたという。
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時代小説の中で、影のある飛び子の青年が重要な役割を果たしていた。
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