幻辞.com

包みなく

つつみなく
副詞
1
標準
without concealment
文例 · 用例
わしを召捕って、訊問するとなれば、南北両奉行寺社奉行立会いの上であろうが、その面前でわしのしたことを、包みなく披露してやろう。
直木三十五 三人の相馬大作 青空文庫
「お包みなく云って頂きたい。
直木三十五 新訂雲母阪 青空文庫
それでも、訊かれることは包みなく話したが、これも事実、何事も知らない様子で、この、良人のジュッド医師は余り捜査の手助けにはならなかった。
牧逸馬 アリゾナの女虎 青空文庫
して左様な噂を立てられた人物というのは何者にや、してまたその人物が寵愛するという身分違いの女子の素性というのはいかなる者にや、その辺を委しくお聞き申したい、それらの者の姓名もお包みなく、これにてお明かし下されたい」 能登守の声は、少しばかり顫えを帯びていたようであります。
慢心和尚の巻 大菩薩峠 青空文庫
斎八と源太夫は、顔見あわせて、やや口を濁しかけたが、ぜひないように、「太鼓櫓のうえにおられました」 と、つつみなく答えた。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
主人の疲れを庇うにしてもわざとらしからず、やがて一室に客を請じてからも、家中の者の醸している明るさが、そこの灯よりもはるかに明るく、そして一つの羽柴家の家風というものをつつみなく顕わしていた。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
ともあれ、ここは玄蕃にまかせ、修理叔父は、狐塚にお控えあって、一両日は、御見物が然るびょう思われる) と揶揄して、てんで受けつけもせず、その間にも、観音坂や蜂ヶ峰方面の新地点へ、積極的に小部隊を増派している様子でした――と弥惣はつつみなく語るのであった。
第九分冊 新書太閤記 青空文庫
そんなこと、わかりきっている」 於通は、つつみなく、機嫌をわるくして見せた。
第十分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
彼は包みなく自分の意見を述べ、議論を活発にした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
部長は会議で、包みなく現状の問題点を指摘した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は包みなく本心を打ち明けてくれたので、信頼関係が深まった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
包みなく(つつみなく) — 幻辞.com