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君主政

くんしゅせい
名詞
1
標準
文例 · 用例
つまり君主政體を解釋するに民主政體を以てせんとするが如くに見える。
幸田露伴 墨子 青空文庫
上古の支那の政治の實相は或は墨子の言の如くであつたかも知れぬが、それは暫く保留して置く問題として、夏・殷・周に至つては君主政體が確立してゐるのだから、周制を是とする儒家とは此點に於ても墨家は異説であるに相違無い。
幸田露伴 墨子 青空文庫
所謂羅馬の共和政は只一面より命ぜられた名で(Polybius)實は貴族政であり、君主政であつた。
森鴎外 古い手帳から 青空文庫
此時初め君主政の行はれた Attike(Athen)は貴族政に一變してゐて、實權は大地主の手にあつた。
森鴎外 古い手帳から 青空文庫
これはある動物(例せば海狸)は、平等制ゆえ君主政治の民が上等だというに等しく、それと同時にある動物(例せば蜂蟻)は君主制ゆえ平等政治の民が上等だといい得るを忘れた論じゃ。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
」 テエヌは、封建制度から君主政治へ移つていつた経済上の条件を分析してゐないが、この政治形態の推移が、経済関係の変化によつて決定されたものであることは、今更らこゝで附け足して説明するまでもなく明かであるから、それはこゝでは省略する。
平林初之輔 文学方法論 青空文庫
然りといえどもこの論派は帝政論派が当時共和主義なりとまでに難じたるごとくにはあらず、彼自由主義を主張することかくまで広漠なりしも、あえてにわかに君主政を廃して共和政をなすの主義にはあらざりき、むしろその自由主義をもって君主政を維持せんと欲するのみ。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
彼かつて法理の上より君主政体の正しきを説き、共和主義の臭味を排斥せんと試みたり、彼かつて天賦人権論を説きて世の純理民権説に反対したり。
陸羯南 近時政論考 青空文庫