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后妃

こうひ
名詞
1
標準
文例 · 用例
君と祝とは、女官御双紙を見ても知れるやうに、琉球の女官と言ふ考へには、普通の后妃・嬪・夫人以下の女官と聞得大君・島尻の佐司笠按司・国頭の阿応理恵按司などの神職を等しく女官として登録してゐる。
折口信夫 琉球の宗教 青空文庫
そこで、考へに上るのは、古い時代の后妃には、水神の女子が多い事である。
折口信夫 神道に現れた民族論理 青空文庫
私は近頃、水神及び、水神の巫女なる「水の女」の事を考へてゐるが、不思議にも、天孫降臨の最初のお后このはなのさくや媛だけは、おほやまつみの娘であるけれど、其以後の后妃は、垂仁帝あたりまで、大抵、水神の娘である。
折口信夫 神道に現れた民族論理 青空文庫
とにかく、代々の后妃に出雲系、随つて、水神系の多い事は、事実であつて、此で見ると、代々の妃嬪は古く皆、水神の娘の資格で、宮廷に上られ、更に、出雲系の女の形式を以て、仕へ始められたものといふ事が、出来さうなのである。
折口信夫 神道に現れた民族論理 青空文庫
かうした為来りが、后妃の歌に、水に関する作を多く作り出したと見える。
折口信夫 万葉集研究 青空文庫
巫女としての女性中天皇・斎宮其他、后妃からの女官に到るまですべて、巫女として宮廷の神及び神なる君に仕へてゐた。
折口信夫 万葉集研究 青空文庫
主上・村君等のつぎが、次第に氏族の高級巫女なる后妃・妻妾・姉妹・女児を列し、宮廷で言へば、ひつぎのみこ更に継承資格を認められて居た兄弟中の数人を加へる様になつた。
唱導的方面を中心として 国文学の発生(第四稿) 青空文庫
しかし帝紀からの材料によつている部分でも、后妃や皇子皇女に關しては、家々の傳來を取り入れているものもあるだろう。
解説 古事記 青空文庫