銭差し
ぜにさし
名詞
標準
文例 · 用例
名物、青小縄、網、銭差し、田舎っくさいものばかり。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
今日写しにいらしつた方の中で、一番よくうつつた方のは新聞にのせて、ごほうびに一円五十銭差し上げます。
— 村山籌子 『泣いてゐるお猫さん』 青空文庫
今日の買物一金八十三銭 切手四十枚と一枚一金十二銭 ハガキ八枚一金十八銭 酒二合一金五銭 醤油二合一金七銭 バツト一ツ一金二十三銭 米一升 〆金壱円四十八銭本日敬坊から送金壱円五十銭差引残金二銭!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
従来問屋場を通過する荷物の貫目にもお定めがあって、本馬一|駄二十貫目、軽尻五貫目、駄荷四十貫目、人足一人持ち五貫目と規定され、ただし銭差、合羽、提灯、笠袋、下駄袋の類は本馬一駄乗りにかぎり貫目外の小付とすることを許されていた。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
この四月一日から百円の月給とりが、源泉課税を七円五十銭差引かれることになった。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫