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避退

ひたい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
taking refuge
文例 · 用例
私の云ひたいことは、今や、衣食住だけ足りれば好い人達の時勢だといふことである。
中原中也 作家と孤独 青空文庫
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
かくて私は詩壇に、他力信心といふものを一度考へてみて貰ひたい
中原中也 詩壇への願ひ 青空文庫
要するに私の言ひたいことは、詩歌は理念を持つといふだけでは十分でない、その理念を蕩揺させてみるべきだといふこと、謂はば理念の余剰価値に迄到達すべきだといふこと、そこに於てはじめて詩歌は享楽されるものたるのみならず、意欲されるものとなるといふことである。
中原中也 新短歌に就いて 青空文庫
而してそれらの新しい主義主張は、何か新しく云ひたいことが鬱勃とした所から発生してゐるといふよりも、事態の貧窮を救済しようとて案出されるもののやうである。
中原中也 近頃芸術の不振を論ず 青空文庫
このたびは、まことにすまない、ゆるしてもらひたい、と堂々の演説口調で言つたので、生徒は、みんな笑つた。
太宰治 校長三代 青空文庫
で吃り吃り左に云ふ所は、どうか笑はないで聞いて貰ひたい
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
尤も、此の浸入が不可ないといふのではない、勿論裨益もするのだが、短歌や俳句が我が詩心界を代表する如くに一本立ちに、詩は猶それを代表することは出来なく、而も時勢は既に詩歌として短歌・俳句だけでは間に合はない詩的要求の萠芽を見てゐると云ひたいのである。
中原中也 詩と其の伝統 青空文庫
作例 · 標準
敵の攻撃から避退するため、住民は地下壕に隠れた。
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地震発生後、人々は安全な場所へ避退した。
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リーダーは部隊に避退命令を出し、損害を最小限に抑えた。
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