小匙
こさじ
名詞
標準
文例 · 用例
しかし、今の家内を貰ってから、福沢宗になりましてね、堅蔵ですよ」「お金をたくさん持って面白い」「何とか有効に使わなくちゃならないと考えて来るようになっちゃ、もう面白くありませんな」「そう」 小初は、もう料理のコースの終りのメロンも喰べ終って、皮にたまった薄青い汁を小匙の先で掬っていた。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
エデイソンは小匙で乳鉢の薬料を一寸しやくつた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
床の上にナポレオン銀貨四箇、黄玉を嵌めたる耳環一箇、銀の大匙三箇、アルジエリイ合金の小匙三箇の外、金貨四千フランを二袋に入れたるものあり。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『病院横町の殺人犯』 青空文庫
粉が大サジ六杯だと砂糖が中匙六杯さ、それに塩が小匙一杯にベーキングパウダーが小匙二杯さ」大原「ベーキングパウダーとは何だね」小山「即ち焼粉さ、西洋菓子の膨らんでいるのはこの粉が入るからだ。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
附合物には馬鈴薯を湯煮て裏漉に掛け薯一斤にバター大匙半分、牛乳大匙二杯、塩小匙一杯の割合にて混ぜ火に掛け能く掻廻して煮たる物を用ゆ。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
○本文にある碾茶の軽便アイスクリームは牛乳二合へ砂糖大匙四杯を入れて湯煎になしコルンスターチ大匙八分目を水に溶かして入れ能く煮て火より卸し冷めたる所にて碾茶小匙三杯を玉の出来ぬよう混ぜながら少しずつ徐かに加えて本文の如く器械にて寄せるなり。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
先ず湯煮玉子の黄身二つを裏漉しにして生玉子の黄身一つを入れて丁寧に混ぜ合せてそれから芥子を小匙に一杯と塩を小匙に軽く一杯と胡椒少しと砂糖を小匙に半杯入れて最初にサラダ油を大匙一杯加えてよくよく今の物を攪き混ぜます。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
それは塩を小匙に軽く一杯、胡椒少しと砂糖を小匙半杯、その三つを鉢へ入れて先ず大匙一杯のサラダ油を加えてよくよく気長に溶き混ぜます。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫