他人任せ
たにんまかせ異読 ひとまかせ
名詞
標準
leaving (it) to others
文例 · 用例
彼等の中でも独身者は二百円以上取りながら……そうして相当の年輩となりながら、この身のまわり道楽に見込まれて、依然として洗濯を他人任せにしているのが珍らしくない。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
しかれども俳句をものする人は初めは五里霧中に迷ふが如く、他人任せに句を作るが如き感あり。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
渡辺和也はあくまで「パーソナルコンピューターではサードパーティーこそがアプリケーション供給の中心になる」と強調し、確かにアメリカ市場でもそうした他人任せのスタイルが中心となっている事実はあった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
……彼はいわゆる作家風々主義で、万事がお他人任せといった顔はしているけれど、事実はそうなのだから。
— 葛西善蔵 『遁走』 青空文庫
万事は君が社と交渉していたのじゃないか……それをどこまでも白ばくれて、作家風々とか言って、万事はお他人任せといった顔して……それほどならばなぜ最初から素直に友人に打明けて、会のことを頼まないのか?
— 葛西善蔵 『遁走』 青空文庫
ここ数年間幾はたゞ客の方に気をとられてゐて、軍治の着物の世話などは全くの他人任せになつてゐたからよく寸法が狂ひ、仕立下しの着物が引きずるほど長かつたり、胴が窮屈で着られなかつたりした。
— 田畑修一郎 『鳥羽家の子供』 青空文庫
自分の生活を他人任せ成行任せに押し流して、玉楼の陰であれよし星空の下であれ許された限りの睡りを貪り、分ち与へられた食物に満足して――斯うして万端切羽詰まつた挙句の果に、幸ひにして死ぬことも無く思ひ掛けぬ生活力が浮かび出るなら、何といふ思ひまうけぬ悦びであらうか!
— 坂口安吾 『竹藪の家』 青空文庫
一度このことに思い至ると、例えばどんなことでも、他人任せということはできなくなります。
— 北大路魯山人 『食器は料理のきもの』 青空文庫
作例 · 標準
何でも他人任せにしていると、いざという時に自分で判断できなくなりますよ。
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「仕事は自分から進んでやるものだ。他人任せにするな!」
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幹事を他人任せにした結果、予約が取れていなくて当日に困ることになった。
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