ももんじい
ももんじい異読 ももんじ
名詞
標準
large game (e.g. deer, boar)
文例 · 用例
通だとか粋だとかいうことは、からももんじいで分らないけれども、意気だといって、この寒中、綿の入らない着物を着ていりゃ、体に毒だということは知ってるんだ。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
全体ちゃきちゃきの深川ッ女が、根岸くんだりへ行って、ももんじいに歌を習うなんて、そんな間違ったことはないんです。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
禿あたま、畜生、ももんじい」と、お花は扇を投げつけて笑ったが、また急に子細らしく顔をしかめて舞台の方を見かえった。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
辻倉の若い者に訊いたら、ここのおかみさんを乗せて行った先は、本所のももんじい屋の近所の錺屋だそうですよ」 ゆく先が錺屋というので、彼は大いに意気込んでいるらしいが、今の半七の考えはもう違っていた。
— 金の蝋燭 『半七捕物帳』 青空文庫
どうしたというんだい、こりゃア……」 麻布の豆狸というのはあるが、御山内にももんじいが出るという話はまだ聞かない。
— 萩寺の女 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
ひごろ皮剥の、ももんじいのと馬鹿にされとおしていたうらみもてつだって、みなのやつらを前においていいたいほうだいなごたくをならべてやったのであります。
— 久生十蘭 『海豹島』 青空文庫
「占めしめ、万事こう来なくっちゃならねえ、駒止橋の獣肉茶屋で一杯飲んで、帰りがけにももんじいやへ寄って、狐を一舟|括らせて、これから巣鴨の化物屋敷へ乗り込むなんぞは、我ながら凄いもんだ」 何か嬉しくてたまらないことがあるらしく、しきりに独言を言い言い歩きます。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ここでこの野郎と言った意味はなんだかよくわかりませんが、今まで気のつかなかった疑問が、一時に解け出したような狼狽の仕方で、米友が、「やい、起きてくれ、起きてくれ、ももんじいを煮て酒を飲ませるから、起きてくれ」 机竜之助は蒲団をかぶって、あちらを向いて寝ました。
— 安房の国の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
「山狩りで仕留めたももんじいの肉を、豪快に煮込んで食べた。」
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「昔の猟師たちは、冬になるとももんじいを追って山深くに入った。」
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「ももんじいの毛皮は非常に温かく、厳しい寒さをしのぐのに役立った。」
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標準
speaking badly of someone
作例 · 標準
「陰でももんじいを言うくらいなら、本人に直接言えばいいのに。」
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「彼のいないところで、みんなでももんじいを言うのはもうやめよう。」
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「あいつのももんじいばかり聞いていたら、こっちまで気分が悪くなってきた。」
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標準
squirrel-like costume for frightening children
作例 · 標準
「『悪い子はいないかー』とももんじいの格好をして子供たちを驚かせた。」
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「節分の行事で、父がももんじいのお面をかぶって登場した。」
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「ももんじいの衣装に身を包んだ演者が、舞台の上を飛び跳ねている。」
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