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間に合わせ

まにあわせ
名詞
1
標準
makeshift
文例 · 用例
夢幻的な間に合わせの仮象を放逐して永遠な実在の中核を把握したと思われる事でなければならない。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
彼は鼻の穴に指を突っ込んで、鉄筋コンクリートのように、鼻毛をしゃちこばらせている、コンクリートを除りたかったのだが一分間に十才ずつ吐き出す、コンクリートミキサーに、間に合わせるためには、とても指を鼻の穴に持って行く間はなかった。
葉山嘉樹 セメント樽の中の手紙 青空文庫
そうしてその腐りかかった、間に合わせの時と空間を取って捨てて、新しい健全なものをその代りに植え込んだ。
寺田寅彦 アインシュタイン 青空文庫
結局私はこの油の漏れる和製の文化的ランプをハンダ付けでもして修繕して、どうにか間に合わせて、それで我慢する外はなさそうである。
寺田寅彦 石油ランプ 青空文庫
インドでは饑饉の時灰や土を木の皮に交ぜて間に合わせる事がある。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
これに反してその素材を用いて作り上げられた間に合わせの体系や理論の生命は必ずしも長くはない。
寺田寅彦 空想日録 青空文庫
その時かかったドイツの医者は、細工はなんとなく不器用であったが、しかしその修理法がいかにも合理的で、一時の間に合わせでなくて長持ちのするような徹底的のものであるのに感心した。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
みすぼらしい茶の背広に、間に合わせらしい不調和な赤ネクタイを締めていながらも、それこそ新劇の二枚目かと思われる、生白い貴公子然たる眼鼻立の青年であったが、それが今更のようにビックリして純真らしい、茶色の瞳を大きく見開き、薄い、小さな唇をポカンと開いた姿は、一層ういういしい子供らしい恰好に見えた。
夢野久作 女坑主 青空文庫
作例 · 標準
引越し先の家具が届くまで、間に合わせの段ボール箱で過ごした。
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急な来客のために、冷蔵庫にあるもので間に合わせの料理を作った。
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彼は間に合わせの道具を使って、器用に壊れた棚を修理した。
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