斉射
せいしゃ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
volley (of fire)
文例 · 用例
それで約一キロメートル前方の山腹で一斉射撃の煙が見えたら、それから一秒余おくれて弾が来て、それからまた二秒近くおくれて、はじめて音が聞こえるわけである。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
ただ城濠の傍近く馬から下り、城兵に鉄砲の一斉射撃を受けながら、悠々としてお茶を三杯飲んだと云うような豪快な逸話を残している丈だ。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
秀吉は同夜の十時に、全軍に令して一斉射撃で城中を威嚇して居た。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
それと一斉射撃にて、やがては掃蕩したりしが、冷然として、残忍に、軍は倦みたり。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
新戦術 革命軍隊も最初はもちろん従来の隊形を以て行動しようとしたのであるが、横隊の運動や一斉射撃のため調練不充分で自然に止むなく縦隊となり、これに射撃力を与えるため選抜兵の一部を散兵として前および側方を前進せしむる事とした。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
しかし軍事界は戦闘に於ける精神的躱避が大きいため単独射撃は一斉射撃に及ばぬものとしていた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
ネルリ門の附近で、突如、騎兵の襲撃と一斉射撃が起った。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
この文化的祝砲の一斉射撃はどういう号令によって行われたのだろうか。
— 戸坂潤 『友情に関係あるエッセイ』 青空文庫
作例 · 標準
「合図とともに、軍艦の主砲が一斉に火を噴く斉射が行われた。」
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「敵陣地を無力化するため、弓兵による矢の斉射が開始された。」
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「訓練での斉射の音は、数キロ先まで響き渡るほどの衝撃だった。」
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