銀針
ぎんしん
名詞
標準
文例 · 用例
彼女の神経は銀針のように鋭敏になって、絹糸のように戦いているのだった。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
倏にして太い銀針のような雨脚があたりを真白にしてしまう。
— 木暮理太郎 『黒部川を遡る』 青空文庫
毒殺の起きたことを証明するには、mimosa(オジギソウ)saponariaの煎じ液を通した銀針を紙で包んで死体の口に入れる。
— History of Medicine 『医学の歴史』 青空文庫
幾野課長の頸の真うしろに一本の銀鍼がプスリと刺さっていた。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫
これはあとで判ったことだけれど、彼女はあの銀鍼をシャープペンシルの軸の中に隠して持っていたのだった。
— 海野十三 『赤外線男』 青空文庫