丸きり
まるきり
副詞
標準
completely
文例 · 用例
そこへ又、昨晩の蔵元屋のお召捕騒動で、様子は丸きりわからず、気も顛倒しております処へ、今朝ほど良助さんがヒョッコリ見えましたので、蔵元屋の内幕を残らず承りました。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
二男が丸きり家にゐない時でも、色々のものが絶えず失はれて行つた。
— 徳田秋聲 『青い風』 青空文庫
また、京子の呪いの言葉が、丸きり空に終るとは考えられなかった。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
それにあなたの字とは丸きり違っているでしょう。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
だが、京子だけは丸きり平然とその空気を呼吸していた。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
若い者同志だと、時々|喧嘩などを始めるものだから」などと、その年齢には丸きり似合わないような、気さくな、年寄にしては蓮葉な挨拶をしながら、どしどし上って来るのでありました。
— 菊池寛 『ある恋の話』 青空文庫
京へ行ってからはどうなったか、丸きり消息はありませんでした。
— 菊池寛 『ある恋の話』 青空文庫
彼は、七三郎の巴之丞を見た時に、傾城買の世界とは、丸きり違った新しい世界が、舞台の上に、浮き出されている事を感じない訳には、行かなかった。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
作例 · 標準
今日の彼は朝から機嫌が悪そうで、話しかける隙が丸きりない。
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昨日勉強したはずの内容が、試験本番では丸きり思い出せなかった。
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期待していた映画だったが、ストーリーが難解すぎて丸きり理解できなかった。
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