猛練習
もうれんしゅう
名詞
標準
very intensive training
文例 · 用例
いくら武術を好み乗馬に巧みだからと云つて、国全体を震憾させるやうな荒競技に……それにまた達するやうな猛練習など第一生理的耐持力もありやう筈は無い。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
勿論翁の斯道に対する研鑽と、不退転の猛練習とは晩年に到っても懈る事がなかった筈であるが、しかしこの以後の修養は所謂悟り後の聖胎長養時代で、この前の六十余年は翁の修業時代と思うのが適当のようである。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
かの女は、美沢が近頃猛練習で、忙しいのを知っていたから、今宵会わなければ、軽井沢へ行くまでに、会う機会がちょっと得られないことを知っていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
最も力を注いだのはパラフレーズの猛練習であつて、一つの章句をありとあらゆる仕方に書きかへさせるので、語彙の総ざらへをすると同時に、シンタキスの可能性を払底させるといふ徹底的なやり方であつた。
— 寺田寅彦 『蓑田先生』 青空文庫
どんな練習にも、全力をあげ、精も根も使い果し、ゴオルに入って「イジョオル(Easyoar)」がかかると、バタバタ倒れてしまう日本選手の猛練習振りは、彼等には、全然、非科学的にみえるようでした。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
そして、彼の血みどろな猛練習は、尚一層彼の体を、唯一塊の肉として、冷たい床板にのたうたせた。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
この命がけの、絶えず心に拍車を受けての猛練習は、あの無器用な、逆立にすら親方を怒らせた頃と比べて、まるで同日の談ではなくなったのだ。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
が、葉子の美しい肉体の中には、黒吉の猛練習が生んだ、血と肉と骨の相尅する陶酔境が、空を切る鞭の下に、生々しく甦えり、彼女を甘美な夢に誘うのだった。
— 蘭郁二郎 『夢鬼』 青空文庫
作例 · 標準
コンクールで優勝するために、部員たちは夏休み返上で猛練習に励んだ。
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怪我から復帰したばかりの選手が、来月の試合に向けて猛練習を開始した。
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彼はピアノの猛練習の末に、難曲を完璧に弾きこなせるようになった。
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