黄金虫
おうごんちゅう
名詞
標準
The Gold-Bug (short story by Edgar Allan Poe, 1843)
文例 · 用例
家畜の糞を丸めてボールを作り転がし歩く黄金虫がある。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
固い音が時どきするのは突き当っていく黄金虫の音でもあるらしかった。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
同じ年に出た小宮豊隆君の「黄金虫」がやはりこの庭の写生画を其本の表紙に用ゐた。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
夕暮よ、黄金虫うなり過ぎて、さんごじゆの花の香のみ蒸しにほひぬ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
腐れたにほひ、乳のにほひ、燦燦ひそむ黄金虫、ひつそりとうつ尻尾の尖、草のちり屑、尿のにほひ、また食べかけの向日葵の花も何処かに燃えてる筈。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
「あの虫はどこからどこまで、羽根だきゃあ別だが、外も中もすっかり、ほんとの黄金虫でさ。
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
――きっと、ウィル旦那はあの黄金虫に頭のどっかを咬まれたんでがす」「と思うような理由があるのかね?
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
あの黄金虫に咬まれたんでなけりゃあ、どうしてあんなにしょっちゅう黄金の夢をみてるもんかね?
— THE GOLD-BUG 『黄金虫』 青空文庫
作例 · 標準
例句