故城
こじょう
名詞
標準
文例 · 用例
相馬氏の故城址は、中村驛外にあり。
— 大町桂月 『常磐の山水』 青空文庫
「何故城門を閉じたんだ!
— 国枝史郎 『神州纐纈城』 青空文庫
さらに翻って兵略上より観察せんに、露国もしその首力をイリに進めて新疆を中断し、一支隊をタルバガタイに送りて、西湖を占領し、更に一支隊をザイサン湖方面より出して故城に進め、別働隊をカシガル方向より送り、南北相呼応して新疆を蹂躙(じゅうりん)する有らば、その結果はたして何ぞや。
— 日野強 『新疆所感』 青空文庫
一八 今歸仁城と勾玉 今歸仁と書いて「ナキジン」と讀むことを覺えたのも、沖繩へ着いて以來、即ち數日前からのことであるが、此の北山王の故城のある今歸仁の城にこれから出かけるのである。
— 濱田耕作 『沖繩の旅』 青空文庫
――それ故城下の剣客は誰一人として立向うことができなかった。
— 室生犀星 『天狗』 青空文庫
何故城壁の内側にまで侵入して何代、何世紀にも我が一族を殺し続けるのか。
— THE ALCHEMIST 『錬金術師』 青空文庫