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人ずれ

ひとずれ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
becoming worldly-wise (through one's interactions with other people)
文例 · 用例
そして外から見るとは大違い、先生の家は陰気どころかはなはだ快活で、下男の太助はよく滑稽を言うおもしろい男、愛子は小学校にも行かぬせいかして少しも人ずれのしない、何とも言えぬ奥ゆかしさのあるかあいい少女、老先生ときたらまるで人のよいお祖父さんたるに過ぎない。
国木田独歩 初恋 青空文庫
よく語り、よく喰べたが、食事をしながらの青年は決して人ずれがして居なかった。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
こんな不潔な、人ずれした女なぞは、いない筈である。
太宰治 善蔵を思う 青空文庫
高台の職人の屈竟なのが、二人ずれ、翌日、水の引際を、炎天の下に、大川|添を見物して、流の末一里|有余、海へ出て、暑さに泳いだ豪傑がある。
泉鏡花 絵本の春 青空文庫
あの女だってどうせ人間だし、そんなことが有るかないか死んだ自分にはわかろうはずがないんだから安心だ」 こんな人ずれのしたような小にくらしいようなことも思った。
宮本百合子 死に対して 青空文庫
ジプシイ――悪いことはすべて彼らの所為となっていて、またじっさいそうかも知れないが、毒々しい色布と人ずれとに身を固め、職業的勇敢さをもってどこにでも出現し、どこまでも肉迫してくる乞食民族の旅行隊――かれらの皺の一つにも諸大陸の味がこまかく刻み込まれている。
テムズに聴く 踊る地平線 青空文庫
」「人ずれはちっともしていらっしゃいませんね。
芥川龍之介 手紙 青空文庫
純な人ずれのしない青年の永井が世間から見れば破廉恥な罪悪である不良青年のような恋をしていることに、そこに不自然な感じがまるでないことは、彼も分った。
地に潜むもの 地上 青空文庫
作例 · 標準
都会で長く暮らした彼は、どこか人ずれした雰囲気がある。
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新人の頃の素朴さはなくなり、彼はすっかり人ずれしてしまった。
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多くの人との出会いを通じて、彼女は人ずれして大人になった。
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