造兵
ぞうへい
名詞
標準
manufacture of arms
文例 · 用例
「進藤延一……造兵……技師だ。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
が、私はその頃、小石川へ勤めました鉄砲組でございますが、」「ああ、造兵かね、私の友達にも四五人居るよ。
— 泉鏡花 『菎蒻本』 青空文庫
狹い柳町の通は、造兵歸の職工で、※くり返るやうである。
— 徳田秋聲 『絶望』 青空文庫
元来の専門は造兵科で造兵の教授であり、腔外弾道学の大家だという話しだが、今日では理化学研究所の所長で理化学興業会社取締役で、農村工業化論の中心頭脳である。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
一八〇六年において恥ずべき敗北を取りし後、ドイツ人はその屈辱を雪がんがため国民的精神と言える造兵場につきて新兵器を捜索したり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
造兵へ出る辰さんが肌を抜いで酒を呑んでいると、御酒を呑んでてよと御母さんに話す。
— 夏目漱石 『永日小品』 青空文庫
たゞ、この二つのものを武力の機械化として結びつけるのが、おそらく用兵及び造兵技術の究極の目的であらう。
— 岸田國士 『一国民としての希望』 青空文庫
このあたり人け少なく、燈火まばらにして、一方に建てつらねたる造兵|廠の影黒く地に敷き、一方には街燈の立ちたるが、薄月夜ほどの光を地に落とし、やせたる狗ありて、地をかぎて行けり。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
作例 · 標準
その国では、造兵が重要な産業の一つだ。
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平和条約の締結により、造兵の規模は大幅に縮小された。
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彼は造兵の歴史について研究している。
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