宿酔
しゅくすい
名詞
標準
hangover
文例 · 用例
「いや、俺のこの宿酔の頭では、一杯ひつかけてから行かなければ、とても相談にはのられやしないぞ」といふやうなわけで私はまたも其処に入り、どうせこんな所の日本酒はまづいからと思つたのでビールを註文。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
宿酔朝、鈍い日が照つてて 風がある。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
目が覚めて、宿酔の厭ふべき頭の中で、戸の外の、寒い朝らしい気配を感じながら私はおまへのやさしさを思ひ、また毒づいた人を思ひ出す。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか――酒を飲んだあとに宿酔があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
改作・からりと晴れたる法衣で出かける 追加二句 みんな寝てしまつてゐるポストのかげがはつきり 見おくるかげは見えない松むし鈴むし(樹明君に) 八月十五日晴、宿酔ほがらかである、昨夜、最後の一片まで賞味した鮒のあらひのうまさがまだ残つてゐる!
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
・朝焼うつくしいとかげの木のぼり・泣く子泣かしておく青田風 述懐一句 がちや/\がちや/\生き残つてゐる 八月廿二日晴、宿酔気分、焼酎一杯。
— 仙崎 『行乞記』 青空文庫
均平から見ると、宿酔いでもあるか、銀子の顔色もよくなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
それはきっと、戦地の宿酔にちがいないのだ。
— 太宰治 『雀』 青空文庫
作例 · 標準
昨夜の深酒のせいで酷い宿酔に襲われ、午前中はベッドから起き上がれなかった。
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しつこい宿酔を解消するために、冷たい水を飲み、熱いシャワーを浴びてみた。
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宿酔のぼんやりとした頭で、昨夜自分が何を話したかを必死に思い出そうとした。
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