局主
つぼねあるじ
名詞
標準
文例 · 用例
結局主人は、花前に学ぶところがおおいなと考えた。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
来合わせたタキシーを拾って神奈川県庁前の東都日報支局に横付けて、中学時代の同窓であった同支局主任の宇東三五郎をタタキ起して、程近い鶏肉屋の二階に上った。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
彼は人騷がせをして迄も功名を急ぎ、結局主義主張を棒に振ると云ふ如き愚策に出でなかつたのだと考へるのが當つてゐると思ふ。
— 狩野亨吉 『安藤昌益』 青空文庫
県当局主催の時局問題講演会が屡々催された。
— 宮本百合子 『鏡の中の月』 青空文庫
そして最後に、観念は何かの意味で、結局主観にぞくするものに帰着せしめられることが出来る。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
併しそれにも拘らずこの弁証法は依然として結局主観的であることを免れない。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
夫は要するにインターサブジェクティヴ(主観相互的)なもので結局主観的なものにすぎぬ。
— 戸坂潤 『辞典』 青空文庫
陸軍側弁護人達は海軍側弁護士団と呼応して、軍法会議の本質を指摘し、法務局主脳部の軽卒・軍検察権独立の危機・検事総長の××干犯を強調し始めたのである。
— 戸坂潤 『社会時評』 青空文庫