首をひねる
くびをひねる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to cock one's head in puzzlement
文例 · 用例
そうしていくら調べても、私の自殺の原因がわからないために、いくどか首をひねるであろう。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
身を切るような風吹きて霙降る夜の、まだ宵ながら餅屋ではいつもよりも早く閉めて、幸衛門は酒一口飲めぬ身の慰藉なく堅い男ゆえ炬燵へ潜って寝そべるほどの楽もせず火鉢を控えて厳然と座り、煙草を吹かしながらしきりに首をひねるは句を案ずるなりけり。
— 国木田独歩 『置土産』 青空文庫
大山壮太郎が小男で、小川一平が雲突く大男と書いたら読者はちょっと首をひねるであろう。
— 夢野久作 『創作人物の名前について』 青空文庫
あとから新聞の写真を持って行って見せると、丸髷になっとるもんだからイヨイヨ首をひねるんだ」「フーン。
— 夢野久作 『空を飛ぶパラソル』 青空文庫
「なにも首をひねることはねえ。
— 半七先生 『半七捕物帳』 青空文庫
この行|風雅のためにもあらざれば吟哦に首をひねる事もなく、追手を避けて逃ぐるにもあらざれば駛急と足をひきずるのくるしみもなし。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
あしたの晩は月を観て「名月や」などと頻りに首をひねることだろうと可笑しいようにも思われた。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
「よく首をひねるやつだな。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
計算の結果が合わず、数学の教師は何度も首をひねっていた。
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彼の不可解な行動に、周囲の人間は一様に首をひねっている。
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壊れた時計を前に、修理工は「おかしいな」と首をひねった。
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