神前結婚
しんぜんけっこん
名詞
標準
Shinto wedding
文例 · 用例
『土足のまゝにて上るべからず』、『堂内にて午睡すべからず』など、制札多く、その上にも、『神前結婚式、有志諸士の爲に之を行ふ。
— 大町桂月 『飛鳥山遠足』 青空文庫
後の世に行はれる神前結婚式……先づさうした嚴肅な意味に、お伊勢參りをば、性的の行動と觀るのであつた。
— 上司小劍 『石川五右衞門の生立』 青空文庫
「神前結婚」のなかには、作品が一流雑誌に掲載されるのを知って狂喜する無名作家のことが書かれているが、そしてそんなことでそんな風に狂喜するのは一つの性格ではあろうが、ただそういうものかなあと吾々に思わせるだけで、一体どんな男が狂喜したのかさっぱり分らない。
— 豊島与志雄 『性格批判の問題』 青空文庫
軍閥的精神の塾長がけなした花柳演芸報道紙「都新聞」も、惜しや此又軍閥の犠牲にて昭和十七年九月末日限り国民新聞と合併して、「東京新聞」と改称されてしまつたし、神前結婚を以て知られた日比谷大神宮(第十二句)もいまは飯田橋駅ちかく移転してしまった時世の動きを何としよう。
— 正岡容 『大正東京錦絵』 青空文庫
見ると、神前結婚を済ました一組が斎館から出て来るところで、花嫁が自動車に乗り移るのを、弥次馬共が両側に列んで覗き込んでいるのである。
— 上巻 『細雪』 青空文庫
結婚した時、彼らは官憲臨席のもとに、霧社霧ガ丘神社で神前結婚をした。
— 中村地平 『霧の蕃社』 青空文庫
作例 · 標準
最近は、洋風の結婚式も人気だが、私たちは伝統的な神前結婚を選んだ。
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神前結婚では、巫女の舞や三三九度の杯などの儀式が行われる。
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古風な雰囲気の披露宴会場で、厳かに神前結婚式を挙げた。
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