男部屋
おとこべや
名詞
標準
room for menservants
文例 · 用例
健二は暫らく杜氏と押問答をしたが、結局杜氏の云うがまゝになって、男部屋へ引き下った。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
下男部屋への戸は開いていましたが、寝床はまるでひっくり返されたかと思われるようなありさまでした。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
九度目に寝つこうとした時、怪しい呻声が下男部屋の方から聞えた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
頸を抑え、ピストルを持って、下男部屋へ行く。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
セリファンもその同じ寝台へぶっ倒れるなり、本来自分の寝るのはここではなく、厩の中で馬の隣りにでも寝なければ、せいぜい下男部屋で寝るのが当然だということも忘れて、ペトゥルーシカの腹を枕に横たわってしまった。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
(註四)伝吉は下男部屋に起臥しながら仇打ちの工夫を凝らしつづけた。
— 芥川龍之介 『伝吉の敵打ち』 青空文庫
星山は板倉邸へ裏口からはいってゆき、下男をよんで、ティー・パーティーの際だからと秘密に頼み、遠い自宅へ電話をかけて、着換えを持って自動車の迎いを依頼し、下男部屋を借りて身体を洗った。
— 豊島与志雄 『化生のもの』 青空文庫
」と一閑斎は、下男部屋の方へ声をかけた。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
作例 · 標準
例句