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上木

じょうぼく異読 うわき
名詞動詞-サ変
1
標準
publication
文例 · 用例
上木し得るまでに浄写した美麗な巻で、一勇斎国芳の門人国友の挿画数十枚が入っている。
森鴎外 細木香以 青空文庫
若しそれ僅かに樹根に縋りて下れば、巖上木を編みて其基となす。
長塚節 草津行 青空文庫
『本草啓蒙』四七に「野猪年を経るものは甚だ大にして牛のごとくなるものあり、甚だしきは背上木を生ずるものあり」。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
川向うの上木屋町あたりで若い妓たちが、この門の締まるのを見ると、有卦に入るといって、欄干にもたれてじっとそれを待っているが、見ているときには締まらないで、ちょっと眼を外っ方に逸らした時に、ちゃんと閉じられているということだ。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
一たいに、見た感じを率直に申しますと、どうも浮世絵画家の筆は、やはり上木された結果のもの――すなわち錦絵になったものの方が、数等結構なものに思えます。
――花は霞を透してひとしおの風情があるもの―― 浮世絵画家の肉筆 青空文庫
此手紙は「ほらせ候積に御座候」と云つてあるとほり、上木に決意した当時書かれたもので、小原の序もまだ出来てはゐなかつたのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
渉筆に、「遠恥東帰、開業授徒、享和癸亥七月、病麻疹而没、年纔二十五、府下識与不識、莫不悼惜者、親友輯其遺稿若干篇上木、予亦跋其後、小蓮残香集是也」と云つてある。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
渋江氏では此年抽斎が小島成斎に急就篇を書せしめて上木した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
長年の研究成果をようやく一冊の本にまとめ、上木することができた。
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その小説は江戸時代に上木され、当時の読者に広く愛読された。
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自費出版で詩集を上木するのは、彼にとって長年の夢だった。
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2
標準
canopy (trees)
作例 · 標準
森の最上層を形成する上木が、地面に届く日光を遮っている。
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上木が大きく枝を広げているおかげで、強い雨から小動物が守られる。
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林業において、上木と下木のバランスを保つことは健全な森作りに重要だ。
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