帰元
帰元
名詞
標準
文例 · 用例
――一枚は新帰元泰山大道|居士という戒名。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
他は同じく新帰元円明貞鏡大姉とあるのです。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
新帰元とあるからには、いずれ最近に物故した新仏だろうとは思われましたが、このころもこのころ、仏はふたりともに、寛永十六年十二月十二日没、すなわち去年の師走の同じ日にそろってなくなっているのです。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
波になぶられて、行きもならず、戻りもならずに漂うている、その墨の文字さえが、供養塔の文字とほぼ同時同筆を以て書かれたように、あざやかに読めるものですから、兵馬がそれを見やると、「無明道人俗名机竜之助帰元」と書いてあるので、蛇を踏んだようにハネ返ってその卒都婆を拾い上げました。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
われ、なおいずくにか存せん」と)王充論衡曰、夫死人不能為鬼則亦無所知矣、何以験之、以未生之時無所知也、人未生在元気之中、既死復帰元気、元気荒忽、人気在其中、人未生無所知、其死帰無知之本、何能有知乎。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
王充の『論衡』論死編に曰く、「夫死人不能為鬼、則亦無所知矣、何以験之、以未生之時無所知也、人未生、在元気之中、既死、復帰元気、元気荒忽、人気在其中、人未生無所知、其死帰無知之本、何能有知乎。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫