気が多い
きがおおい
表現形容詞
標準
fickle
文例 · 用例
だから、夜などは無論落ち附いて、自由に自分の勉強をすることも出来たので、何の苦痛も感ぜず、約一年|許りもこうしてやっていたが、此の土地は非常に湿気が多い為め、遂い急性のトラホームを患った。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
伝染性の熱病を発する空気が多い卑湿地に入って病を得たり、ジメジメした土地に遊んで瘧を得たり、水辺に長居してリュウマチを得たりするようなことは、公務であれば是非も無いが、そうで無ければ自分で招いたと云われても仕方ない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
活字を選り分ける女工の手の敏捷さを、解版台の傍に立つて見惚れて居ると、「貴方は気が多い方ですな。
— 石川啄木 『病院の窓』 青空文庫
人間といふものは、頭に水気が多いとか、霊魂に牛乳の臭ひがするとか言つて貶されても、大抵の場合笑つて済まされるものだが、唯胃の腑の事になるとさうは往かない。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
お菓子の如な前大統領2・22(夕) 米国の前大統領タフト氏は法律事務でよく旅をするが、旅先きで滅多に故障に出会つた事もなく、おまけにいつの旅立にもお天気が多いので、「乃公ほど旅の間が好い者はたんとあるまい。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
樹明君は早くから鼾をかいてゐる、私はおそくまで睡れなかつた、私には邪気が多いらしい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
」「やっぱり気が多いんでしょうね。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
「あなたは一体気が多いんですよ。
— 徳田秋声 『爛』 青空文庫
作例 · 標準
「彼は本当に気が多いから、昨日まであの子に夢中だったのにもう別の人を誘ってるよ。」
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「習い事を始めても一ヶ月も経たずに辞めちゃうのは、単に気が多いだけなんじゃない?」
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「あ、また新しいカメラ買ったの? 君は本当に気が多いんだから、一つくらい使いこなしなよ。」
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