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隙も与えず

すきもあたえず
表現副詞
1
標準
before one could
文例 · 用例
そして信吉に物を言う隙も与えずに、すっと立去ってしまった。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
ほっと安堵の息をつく隙も与えず、後ろを見ればまた紆濤だ。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
が、腹へ突き立てる隙も与えず山吹がその手へ縋りついた。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
」旅の侍は油断なく彼らをキッと見据えたまま、隙も与えずすぐに訊いた。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
」「腹かっ裂く隙も与えず、我らは貴殿を捕えて見しょう」「腹切る隙がないならば舌噛み切って死ぬまでじゃ」「舌を噛むとか!
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
おっと、ド・メッスに諫言を差し挟む隙も与えず、「否、否」と彼女は叫んだ。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
正吉はいきなり闇の中から向う脛をがっと払われて、「あっ、つー※」 叫びながら顛倒した、直ちにはね起きようとする、隙も与えず、背中からがっしと馬乗りに押えつけられて了った。
山本周五郎 お美津簪 青空文庫
四名がはっと備えを立て直す隙も与えず踏出して、「えい、おっ!
山本周五郎 おもかげ抄 青空文庫
作例 · 標準
「彼は相手に隙も与えず、矢継ぎ早に質問を浴びせて完全に主導権を握った」
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ボクサーはゴングが鳴るや否や、隙も与えず怒涛のラッシュを仕掛けてKO勝ちを収めた。
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「待ってください!」と言う隙も与えず、タクシーは急いで角を曲がっていった。
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隙も与えず(すきもあたえず) — 幻辞.com