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来毎

きごと
名詞
1
標準
文例 · 用例
たった二十倍の尺度の相違で何十年来毎日見馴れた世界がこんなにも変った別世界に見えるのである。
寺田寅彦 高原 青空文庫
屋根裏から顔を出して先生と呼ぶのは、水害以来毎日手伝いに来てくれる友人であった。
伊藤左千夫 水害雑録 青空文庫
今日は辛かつた、行乞したくないよりも行乞できないのを、むりやり行乞したのである、しなければならなかつたのである、先日来毎日毎日の食込で、文字通りその日ぐらしとなつてしまつたから詮方ない。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
又飲酒泥酔して下宿に帰り、或は散歩と称して外出して帰宅しない事も、従来毎月一二回|宛あった事とて下宿の者も何等怪しまなかったという。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
」と重ねて訊くと、それ以来毎日役所から帰ると処々方々を捜しに歩くが皆目解らない、「多分最う殺されてしまったろう」と悄れ返っていた。
内田魯庵 二葉亭余談 青空文庫
彼はもう二、三年前に早稲田を出て、それ以来毎年高等文官の試験を受けては落第している、三十くらいの老学生だった。
大杉栄 自叙伝 青空文庫
実際一年以来毎日――冬でも夏でも――その乳牛は採り立ての豌豆の大俵で養はれてゐたのです。
堀口九萬一 フランソア・コッペ訪問記 青空文庫
六日以来毎夜きていたものがこないと、ちょっと調子はずれの形。
海野十三 海野十三敗戦日記 青空文庫